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新型肺炎の感染防止対策に関する緊急要望

新型コロナウィルスの感染拡大防止策は、チャーター機による帰国者やクルーズ船の乗客への対応という「水際」対策を中心に進められてきた。しかし、中国への渡航歴のない人の感染が、東京はじめ全国各地でにわかに明らかになり、感染拡大は新たな段階に入ったと言わざるを得ない。

新型コロナウィルスによる感染については、陰性と判断された人が再検査で陽性と判断されることも含め長い潜伏期間があり、具体的な症状が現れないうちに感染者が多くの人との濃厚接触することを考えれば、都内はじめ国内での流行拡大が進んでいくことが現実の問題となる。

政府も本日、医療機関の新たな受診の基準を発表するとしている。都としても、新たな段階に入った新型コロナウィルスの感染に対する的確な対策を講ずることは急務であり、以下、要望する。

1.現在、東京都及び都内各区市の帰国者・接触者に対応する相談体制については、新たな受診の基準発表により、大幅に増加することが見込まれることから、相談体制を強化すること。

2.新型コロナウィルスに対応する医療機関や、患者を受け入れる医療機関について、流行が進むことを想定した態勢の拡充を早急に進めること。

3.上記医療機関のほか、診察で感染者と直面する可能性がある医療機関に対し、必要な医療資機材の提供を推進すること。

4.相談・診察・入院など都における対応や相談連絡先について、都民への周知を強化すること。都民の日常生活上での予防法も周知を強化すること。

5.高齢者の感染者が多いことを踏まえ、都内の介護施設をはじめ高齢者関連施設における対策について必要な支援を行うこと。

6.東京都が実施する大規模イベントについては、新型コロナウィルスの流行状況を踏まえ、適宜適切に対応すること。

7.クルーズ船の教訓を受け、今後、1000人規模で感染症の経過観察ができる施設を既存施設の改修も含めて検討すること。

以上


令和2年2月17日

本日15:30、都議会公明党は小池知事宛に、標記の件について要望を行いましたので、お知らせします。

都は感染拡大防止に向けて緊急対策に取り組んでいますが、感染拡大は新たな段階に入ったと言わざるを得ません。政府も本日、医療機関の新たな受診の基準を発表するとしています。都としても、新たな段階に入った新型コロナウィルスの感染に対する的確な対策を講ずることは急務なため、裏面のように要望しました。

席上、小池知事より「非常にタイムリーで必要なご要望で、都民の不安をカバーする提言だ。医療現場の方々を守るためにも、早急に対策本部に報告して対応していく。」とのコメントがありました。

なお、要望は、東村邦浩幹事長、高倉良生政調会長、まつば多美子政調会長代行、小磯善彦、中山信行、栗林のり子、斉藤やすひろ、細田いさむ、けいの信一の各都議が行いました。