新型コロナの感染急拡大に関する緊急要望

都内における新型コロナの新規感染者数は連日、1万人を超え、既に第7波の感染拡大に入っている状況となっている。

発熱やせき、のどの痛みなどの症状を訴える人が多数出ているが、発熱外来の電話が繋がらず、繋がっても検査の予約がいっぱいで取れない状況となっている。また、発熱相談センターや医療機関、宿泊療養施設の申込窓口に連絡してもつながらない事態も続出している。家族への感染の心配が強まっているほか、濃厚接触者かどうか判断がつかない人まで自宅で動けない状況になっており、都民生活に大きな支障をきたしている。

都は早急に適切な対策を講じるべきであり、以下要望する。

1.症状が出た都民が最初に相談する発熱相談センターの電話回線や人員を大幅に増やすなど、つながらない状況の解消に向けて取り組みを強化すること。

2.発熱外来が混み合って受診が受けられない状況を改善するため、体制を強化すること。土日・祝日の対応についても拡充すること。

3.症状が出た小児についても診療が受けにくくなっているため、小児の診療ができる医療機関を増やすこと。また、土日祝日も対応できるようにすること。

4.発熱やのどの痛みなどの症状が出た場合に、医療機関を受診できず、薬局等で抗原検査キットを入手できない人については、検査キットを都に直接申し込める仕組みを構築すること。(参考:千葉県)

5.濃厚接触者への抗原検査キットの配布については引き続き行うとともに、配送日数の短縮に努めること。

6.宿泊療養施設に直接申し込みができる窓口の電話回線数や人員体制、対応時間の拡充を図ること。さらに施設も増強すること。

7.高齢者の感染を防ぐため実施している宿泊施設への滞在支援事業について、65歳以上の高齢者だけでなく、基礎疾患や重症化リスクのある人にも対象を拡大すること。

8.ワクチンについては、若い世代への接種をさらに推進すること。また、ワクチンバスを活用して、職場・大学・イベント等で接種を行う場合に、接種券を持っていなかったり、なくしたりしていても接種ができるよう、マイナンバーカードの活用を国に働きかけること。(参考:東京都マイナンバーカード普及率・49%)

以上


令和4年7月20日

本日17:00、都議会公明党は小池知事宛に、標記の件について緊急要望を行いましたので、お知らせします。

都内における新型コロナの新規感染者数は連日、1万人を超え、既に第7波の感染拡大に入っている状況となっています。発熱やせき、のどの痛みなどの症状を訴える人が多数出ているが、発熱外来の電話が繋がらず、繋がっても検査の予約がいっぱいで取れない状況となっています。また、発熱相談センターや医療機関、宿泊療養施設の申込窓口に連絡してもつながらない事態も続出しています。家族への感染の心配が強まっているほか、濃厚接触者かどうか判断がつかない人まで自宅で動けない状況になっており、都民生活に大きな支障をきたしています。都は早急に適切な対策を講じるべきと考え、上記の通り、要望を行いました。

席上、小池知事より「いろいろ検討しながら、体制強化と合理化など、しっかりと対応していきたい。」とのコメントがありました。

なお、要望は、東村邦浩幹事長、高倉良生政調会長、小磯善彦、伊藤こういち、竹平ちはるの各都議が行いました。

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