昨日22時41分に発生した千葉県北西部地震の影響により、日暮里・舎人ライナーが、始発から運転を見合わせている。走行路側と脱輪車両の双方の損傷が激しく、自力で操車場まで戻れない状況で、何らかの方法によりクレーンで持ち上げ移動してから走行路の修繕に入る予定と聞いている。一方、現在、国の原因究明の調査が9時から入っており、終了まで復旧作業はストップする模様である。
このため、帰宅時までの復旧は見込み薄のため、当面の交通代替手段の確保が急務となっている。よって、バス路線の増便等を含め、再発防止等の取り組みについて、下記により要望する。
記
1.当面のバス便の確保
ライナーの下を走る「里48」の都バスの増便が急務であるが、都バスだけでは足りず、都と区が連携して民間バス会社に応援を依頼する必要がある。地元だけの取組では車両不足になる場合には、国への応援の申し入れが必要となる。夕刻になってからの判断では遅いため、必要な場合には早急に国への応援を求められたい。
2.脱輪事故の原因究明と震災時の再発防止策の策定
国の事故調査委員会の結果を踏まえ、今後も発生が想定される震災時における再発防止策を至急検討されたい。
以上
令和3年10月8日
本日12:20、都議会公明党は小池知事宛に、標記の件について緊急要望を行いましたので、お知らせします。内藤淳交通局長が対応しました。
昨日22時41分に発生した千葉県北西部地震の影響により、日暮里・舎人ライナーが、始発から運転を見合わせており、復旧には相当の時間を要する模様のため、当面の交通代替手段の確保が急務となっていることから、バス路線の増便等を含め、再発防止等の取り組みについて、上記の通り要望しました。
席上、内藤交通局長より「無料バスの代替運行の取組みなど、ご要望に全力を尽くしていきます。」とのコメントがありました。
なお、要望は、東村邦浩幹事長、高倉政調会長、中山信行、うすい浩一の各都議が行いました。