政治倫理条例検討委員会で現職議員2人の参考人招致を決定

政治倫理条例検討委員会で公明案が賛成多数で可決

東京都議会自民党の政治資金収支報告書への不記載問題を巡り、政治倫理審査会を置くための条例制定を進めるため、4月9日、都議会で第5回政治倫理条例検討委員会(高倉良生委員長)が開かれた。この中で、学識者からの意見聴取を行った後、疑惑が持たれている当事者の参考人招致について、各会派の提案に関する採決が行われ、不記載があった2019年と2022年のパーティー開催時に都議会自民党の幹事長だった現職議員2人を招致する公明案が賛成多数で可決した。今後、当事者2人に要請し、早ければ今月16日に意見聴取する。また、席上、中山信行都議会議員からは、条例案に盛り込むべき内容のうち、政治倫理審査会の構成については「学識経験者や弁護士など議員以外で構成した第三者委員会とすべきだ」と主張した。

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