談話 東日本大震災から満十年を迎えて

令和3年3月11日
都議会公明党 幹事長 東村邦浩

2011年3月11日の東日本大震災から満十年。「千年に一度」といわれる未曽有の災害で犠牲となった方々と、そのご遺族の皆様に衷心より哀悼の意を表すとともに、被災され、胸の張り裂けるような辛い現実の中で立ち上がり、今なお復興途上で苦闘されている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

都議会公明党は、発災後の5月に、岩手・宮城・福島の各県に入り、被災地の最前線で住民に寄り添われている地方議員の方々と、被災地の住民ニーズを把握し、帰京後、直ちに知事に申し入れを行い、一つ一つ実現してまいりました。

この十年間も、毎年、被災各県に入り様々な要請に応えてまいりました。これからも多様化する被災者一人一人の悩みと被災地の課題解決へ向け、引き続き支援に取り組んでまいります。

コロナ禍で延期となった東京オリンピック・パラリンピック競技大会は、復興五輪の意義も込め、開催を目指しています。公明党の提案で設置された復興庁は、2031年まで存続します。

これまで培ってきた経験やノウハウを活かし、次の十年「第二期復興・創生期間」の出発へ向けて、ネットワークの力をさらに強めながら、誰一人置き去りにすることなく、「心の復興」「人間の復興」を成し遂げるまで戦い続ける覚悟です。

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